2021-05-25 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
最新のマルチメディアDAISY教科書というのはとても使いやすいと聞いています。しかし、これ無償で提供されているにもかかわらず、まだ使えていない子供たちだったり、導入していない自治体も多くございます。これ、やはり課題が顕在化していないからではないかというふうに思うんですね。 このディスレクシアに関する調査ですが、厚労省はやっています。
最新のマルチメディアDAISY教科書というのはとても使いやすいと聞いています。しかし、これ無償で提供されているにもかかわらず、まだ使えていない子供たちだったり、導入していない自治体も多くございます。これ、やはり課題が顕在化していないからではないかというふうに思うんですね。 このディスレクシアに関する調査ですが、厚労省はやっています。
また、いわゆる教科書バリアフリー法に基づきまして、いわゆるマルチメディアDAISY教科書を必要とするディスレクシアの人などを始め、提供させていただいているところでございまして、そうした方々に対する支援等も努めているところでございます。
現在、例えばパソコンだとかタブレット端末等を使うデジタル教材の中で最も多く利用されているのがマルチメディアDAISY教科書でございますが、二〇〇八年当初はたった八十名しか利用していなかったんです。ですが、平成二十九年この一月末現在で六千名を超えました。 大阪市では、平成二十八年度から全ての小中学校四百二十校でマルチメディアDAISY教科書を使用しております。
発達障害の児童生徒には、例えばマルチメディアDAISY化された教材が適しているというふうにも言われています。今後、発達障害等の子供たちに対する環境の充実に向けて、実際に効く、有効的な施策等をどう講じていこうと考えていらっしゃるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
また、財団法人日本障害児リハビリテーション協会では、マルチメディアDAISY教材に主眼を置き、電子教科書の備えるべき機能の研究や教科書等の試作及び実証研究など行うことといたしております。